衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第11号

○淺沼委員長 次に議題にしていただきたいのは、裁判官彈劾法案の合同審査會の件ですが、これは先ほど申合せによつて、金曜日の午前十時からしてもらいたいということを小委員會に申し込むことに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○淺沼委員長 さように決定いたします。

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○淺沼委員長 次に國會豫算の點について議長から諮問がありますから、それを議題にして説明を承ることにいたします。

○大池事務總長 これはまだ確定的になつておるというわけでもございませんので、壱應議長さんと御相談して見透しをつくつて、今度の議會に必要なものをここへ竝べてあるわけであります。これは議長が主計局へ正式に出します前に、運營委員會の意見を徴してつくるという規定になつておりますので、運營委員會の方で御意見がありましたならばお願いしたいと思つております。

 壱ページの追加豫算要求要旨のところで大體のことがわかろうと思いますが、壱、第壱囘國會、今度の國會の開會等に伴い要する經費、議員歳費の増加、これは議員の歳費がこの前三千圓となつておりまして、それが七千圓、五千圓、三千五百圓というふうに直りました結果、それだけ多くなるというのであります。

 次は2の議員特別手當、これは實際を言いますと、先日つくつていただきました法律が通つて、すぐ出すべきものでありますが、その議員特別手當というのを、議員の月額を約弐千圓、これで五千五百圓ということになります。それと副議長の方が弐千五百圓、議長の月額が三千圓、これだけのものを壱應要求してあるわけであります。その議長等のものは總理大臣の方と比較をとつておるわけであります。

 それから3の議員旅費の増加、これは應召旅費を現在まで百圓とつておりましたものを、弐百圓ということになつておりますので、倍額になつたわけであります。それから特別日當、これは先日きまりました四十圓というものをすでにお拂いしてありますので、その點を壱應ここに要求することになつております。