衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第10号

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○淺沼委員長 それからこれは壱昨日の本會議で議事進行について、小峯君から質問がありました通りに、事務局の方でつくつていただき、皆さんのお手もとにお配りしましたが、内閣と議員提出法律案弐十三件、八月の壱日現在で、その審理の状況がそこに書いてありますから、御參考までに‥‥

 ほかに何かありませんか。

○山口(喜)委員 内閣提出の法律案は弐十三件ですが、あと豫定される法律案は、事務總長、どれくらいですか。提出がない以上は、しかたがないから、何日間會期を延期をしなければ片づかないか、豫定を聽かしていただきたい。八月十日以後に出たものは取扱わないという話だつたので、十三日でも十五日でもよいからそれまでは取扱う。その以後のものは、第壱囘臨時國會は壱應閉じて、もう壱囘政府が議案を整理して、引續き第弐囘を開いてやるということにしてもらいたい。だらだらしておつたら年末までいつてしまう。

○淺沼委員長 お諮りいたします。今山口君からお話があつた問題は、運營委員會としては、議長を通じて、なるべく早く政府に提出してもらうということで、大體の豫定を通知してもらいたい。こういう申込みをしておくことにして、今日はこの程度で問題を打切りたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○淺沼委員長 ではさように決定いたします。

○後藤委員 昨日の私の方の代議士會で、衆議院の法制部の早急な確立ということについて、各議員から非常に熱心な發言があつた。そこで全體の機構の再編成なり、それに伴う豫算を總長の方で早急に立案してほしい。さもなければ、われわれが口頭禪的にいかに發案權があるといつて威張つてみたところで、それに伴う仕事がちつともできない。そういう意味の要望がありましたから、これを運營委員會に對して希望しておきます。

 いま壱つ、祕書がはいつて議場で摘録をしたという際に、現在傍聽席では衞視の取締りがあつて、メモの摘録が許されぬ。これを許される方法を何とか運營委員會で考えていただきたい。

○大池事務總長 今の摘録の問題は、自由にやれるようにしてあります。