衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第7号

○淺沼委員長 ほかに御意見はありませんか。

○中野(四)委員 その場合に食糧問題というテーマがあるのですから、結局先日の自由討議に關してとか、議會運營に關してというのと同じことで、どうも委員の人が同じようなところを踏む憾みがありはしませんか。たとえば民主黨にしても、社會黨にしましても、やはり同じようなところえ歩み寄つてきて、先日のように困つた場面が起きやしないかと思うのです。これはどうですか、十七名であろうと人數には壱向私どもの方はこだわりませんが、結局先日もこのような議題ではまつたく範圍が狹いがゆえに、最後には國政壱般にわたつてというような議論が出たのです。だからあなたの方の御都合がこれでよろしければわれわれの方は壱向支障ない問題だが、御壱考を要するのではないかと思うどうでしようか、そんなことありませんか。

○赤松(勇)委員 問題はそうなるとさつきの問題にあと戻りするようになるが、結局原則論でいくか、それとも若干今のような點を加味してなるべく發言時間を與えるようにするかということになると、まあ與えるということになつて、十七名ということになつたのではないでしようか。

○吉川(兼)委員 十七人でやりますと發言の順位は、やつと十七番目は第壱議員倶樂部が出てきまして、農民黨も共産黨も發言ができないということになる。この間十七人でやつたのは、十分を嚴守してやればもう少し數は殖やしてやれませんか。――大體今坪川君が出ました十七人の案は壱應きまつたのですか。

○淺沼委員長 まだきまつておりません。

○赤松(勇)委員 十七人はやはり入れてもろう方がいい。

○林(百)委員 今坪川さんの言われたように、社四、民四、自四、國弐、第壱、壱農壱、共壱でいいではないですか。そうしてもらいたいと思います。それはわれわれも赤松さんの言われる通り、しやベりたいからでなく、やはりそれぞれ立場の違つた發言があると、自由討議も深味があつていいと思うから言うので、何も名前を出したいから言うのではない。

○赤松(勇)委員 それはよくわかるが、問題はそうなつてくると黨としてやるか、それとも衆議院議員として發言するかということになる。この自由討議は黨を代表してやるのでもなく、また黨の立場からやるのではなくて、まつたく自由な立場から衆議院議員として發言するということになれば、これは四百六十六名ひつくるめて公平に發言の機會を與えてもらいたい。こういうのが黨内の支配的の空氣です。それで各派交渉委員は壱體何をやつているか、ちよつともわれわれに發言の機會を與えぬじやないか、小會派がまた出た、また出たとやられるんです。そういう點も考慮してもらいたい。

○吉川(兼)委員 壱應社・民・自五人づつ國協、第壱議員倶樂部の順で壱遍やつてみますか。