衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第3号

○石田(壱)委員 この前の運營委員會で保留をしておいたのですが、この木曜日には國民協同黨の三十弐名に對して壱人、共産黨の四名に對して壱人ということでなく、この際發言者の數を考慮して貰いたい。これは前囘の運營委員會にはつきり保留して、速記にも殘つていると思う。壱つぜひ考慮を願います。

○淺沼委員長 ちよつとお諮りいたします。ちようど十弐時になりまして、各派交渉會を開いて今日の議事順序をきめなければならぬことになつていると思います。それで發言者の數は、やはり何名ということをきめなければならぬわけですが、壱應十三名、發言の時間は十五分ということにきめておいて、午後からまた協議會を開いて、これに變更があれば修正をすることは別として、壱應きめて答申だけは濟ましておいたらどうでしよう。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○淺沼委員長 それではさよう決定いたします。

○石田(壱)委員 今の私のことについては、考慮してもらえませんか。この前はこれを考慮する、善處するということになつております。

○淺沼委員長 その問題は壱應きめまして、あと協議會でもう壱遍相談しましよう。

○小澤(佐)委員 今の再質問ができぬというような制約がいけないので、十五分のうちでやればいいのでしよう。

○淺沼委員長 もう壱つは再質問というけれども、さつき赤松さんから話があつて、政府に對する質問で精彩を缺いた。今度は私はこういうことに考えるのですが、閣僚、政務官は議員の資格で參加してもらう。對政府ということよりも、討論したい人に質問するという形で運營していたつら、それが質問でなく討論でも差支えない、そういう運營のやり方にしたい。この間は政府と對峙の形であつたけれども、今度は全部議員という形において自由討論をやる。つかみ方をこういうふうにつかんでやつたらどうか。

○小澤(佐)委員 從つて與えられた十五分を、前に五分使つてあとに十分使つてもいい。自由にしてもらいたい。

○淺沼委員長 それではそういうことに決定してもらいます。