衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第12号

○赤松(勇)委員 發議の問題ですが、黨派としてもあらかじめ各黨にこういう問題を出すということを知らしてもらうようにする。

○工藤委員 同じ黨派できめたものでも、黨議で決定していないものは叛對のことも起り得る。しかし自由討論もむろん差支えないものとしてやらなければいけない。

○川野委員 それはその方がよいでしよう。

○中野(四)委員 議長發言による出題の方法、自由討議の運營は賛成です。問題は發言の數、順序等を議題としてきめていただきたい。

○坪川委員長代理 ただいま中野君から發言がありました通り、議長が提議されました運營の方法、その他議題の發議の方法につきましては御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○坪川委員長代理 從いまして土曜日に行います發議の方法は、そういう方法といたしたいと思いますが、その順序その他について御協議願いたいと思います。

○工藤委員 こういう場合は、どう考えますか。叛對賛成と出てくれば、討論だからそうするのがほんとうだが、そこである黨派では賛成するなり、叛對する。議論が徹底する。ある黨派では<a href="http://xn--n8jya1fpdtc793yfkbb18dvp2i.com"><a href="http://xn--n8jya1fpdtc793yfkbb18dvp2i.com">人形</a></a>が違つて、たつた十分か十五分で四人でやつてくれということになると、非常に不均衡が出てくる。つまり時間がないために趣旨が徹底しない。必ず賛否がわかれてくる。そこはどういうふうにやるか。

○小澤(佐)委員 やはり民主黨の人が十分説明しなければわからないことは、自由黨の人でも十分説明しなければわからぬのです。また四人出て説明したことと壱人出て説明したことと、壱人出て説明した方が必ずしも徹底するというのではないと思う。そういう意味であまりに十分、十五分ときめてしまうと型にはまつてしまつて、今議長の提案の趣旨が消えてしまうと思う。これなんかもやはり自由討議らしく出題もきまつてきたのだから‥‥。