衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第12号

○坪川委員長代理 御異議なければ、さよう決して答申いたします。

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○坪川委員長代理 次に國會議員の特別手當に關する法律案の取扱いに關する件を議題とします。本案の内容については去る七月十壱日、本委員協議會においてすでに決定をいしたしましたが、その取扱いは如何いたしましようか。

○大池事務總長 これは前にもお話合いのときに、やはり各派の代表で今日まで出したような形で前例を逐うて出したらどうかというお話がございましたが、そう願えれば、やはり委員會の審査を省略して各派の代表で出していただき、前例通りに取扱えば翰單に參ります。これはなるべく早くやりたかつたわけでありますが、參議院の方のこれに對する能度がはつきりきまりませんでしたところ、昨日の議院運營委員會で全部認められまして、結構だということになつたそうでありますから、こちらの方ですぐに提案をしてやれば問題はないと思います。今豫想しておりますのは、今三千五百圓歳費をいただいております。各次官等は今度五千圓になるということでございますから、議員は弐千圓をプラスして、五千五百圓になりますが、弐千圓を各議員の方々に差上げる。副議長は弐千五百圓、議長は三千圓、そういうものをプラスすれば、ちようど國務大臣竝びに總理大臣等と合うことになるわけであります。從いましてそのプラスする金額は、ここにあります通り兩議院の議院運營委員會の合同審査會でこれを定めることに規定がなつておりますので、それは壱般の官吏の方と見比べまし\xA1

て、スライデイングにやつていく。向うが上ればさらにこちらもプラスしていく。こういう案であります。

○坪川委員長代理 これは先日委員會で決定しました「議院に出頭する證人の旅費及び手當に關する法律」の壱部改正の取扱いと同じく、本委員會の委員が提出者となつて、各派共同提案とし、委員會の審査を省略する取扱いとしてはいかがでしようか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○坪川委員長代理 御異議がなければさよう決定いたします。

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○坪川委員長代理 最後に「委員會提出法律案の取扱に關する件」を議題といたします。最近委員會の活動とともに、委員會から法律案が提出されることが多くなると思われますので、議院運營上の問題としてこの取扱いを定めておきたいと存じますので、この點御協議を願いたいと思います。