衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第3号

○赤松(勇)委員 議長が時計を見ながら発言を調節するのは、神経を使う。あのチンを鳴らすのは、一回失策をやつたけれども、実際議長に同情する。

○土井委員 タイム・レコードを事務員の方でやつてはどうでしよう。

○赤松(勇)委員 事務員の方で專門にやることにしたい。

○吉川(兼)委員 今きまつたことについても疑義をもつ。大臣、政務官が、議員としての資格で討論に臨むということは、今度の新憲法の建前からいつて、常任委員たることを一應閣僚などはやめているときに、フリー・トーキングの場合だけ立法府の議員としての資格を生かして、自由討議に参加することは、相当疑問をもたれるのではないかと思うが、そこまでフリーにしなくてもいい。アメリカ式にすると、すでに議員をやめているくらいです。アメリカの大臣は、みな議席を離れている。日本の場合は特例で、議席だけはもつているが、フリー・トーキングを毎週一回やろうというときに、その都度、大臣は議員に復元して、討議に参加するという行き方は、議会運営が渾沌としてくると思う。

○淺沼委員長 それではこれは午後の委員会において正式に決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○淺沼委員長 それでは本会議散会後にもう一遍委員会を開きますから、御参集願います。

    午後零時五分散会