衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第12号

○大池事務総長 その点についてちよつと御説明申し上げます。委員会が提出いたします法律案をつくつて提出いたしてまいりますものについては、委員長の名前で出てくることになつております。從いまして、たとえばこの運営委員会でやります裁判官彈劾法のごときも今後提出をいたしまする際には、運営委員長が提出者となつてまいるわけでありまして、その法案は原則通りにまいりますと、議長が適当の委員会にこれを付託するということになりますれば、その適当の委員会というものは結局その起案をした委員会へまた舞いもどつていくことになつて意義をなしませんから、委員会から提出されてまいりまする法律案については、委員会の審査省略の要求あるものとして一々取扱う、一應審査省略の要求がなくともそういうものがあるものとして、議長は取扱つて委員会には付託をせぬ。直ぐ本会議で決定をしていく、その場合に委員会の審査省略をしてよろしいかということを院議を問うて進めていくようにしたらばどうか、こういうことであります。もしその際に、他の委員会と事前に協議をしなければならぬものがどうしても出て來まするならば、その場合に審査省略を院議に諮\xA1

つた場合に、特に他の委員会と協議をするために、もう一應その委員会へ付託をせよという場合も起り得るかもしれませんが、全然審査省略をして取扱つてしまわずに、要求があるものとして取扱つていく、こういうことであります。

○坪川委員長代理 それでは委員会の提出法律案の取扱いにつきましては、事務総長の報告通りいたすことに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○坪川委員長代理 ではさよう決定いたします。

 それでは本委員会はこれで散会いたします。

    午前十一時二十二分散会