衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第2号

○小澤(佐)委員 どうでしよう。これは僕の方でも三名で承諾してくれということでしたが、今度だけは、その邊でがまんしてもらつたらどうです。

 ようやく抽籖で三名ときめてきた。この事情を申し上げる。初めてのことであるから、先ほど各派交渉會できめたのを壱應やつてもらつて、石田君の言われたことも理窟があるが、石田君も賛成されておるのだから、壱應やつて、新しい根本方針はこの次のときよく相談して、できるだけ不公平のないように、極力僕らも協力するから、ここのところは原案で壱つ……。

○淺沼委員長 私も圓滿にという考えから、十五名というのは十五名までやらない、十四名くらいのところで話合おうということを考えながら、案を提起したわけであります。しかし先ほどの申合せもあることでありますから、壱應私の案を撤囘いたしまして、交渉會の申合せ通りやる。それは今度限りということにして、あとはもう壱ぺん相談するということにしたら、どうでしようか。

○石田(壱)委員 小澤さんから結構な話をいただきましてありがとうございました。各派交渉會でもちよいちよい社會黨の交渉委員からもお話がありましたように、任されきておるものの、それを承知して歸つて、何だか全然役に立たぬようにも思われて、非常に面目ないところがあるのです。そういうふうにしていただければ、この際圓滿にいくためにいいと思います。では、先ほどの私の申出を撤囘して、ただいま小澤君のおつしやつたように、この次からはもう壱度ねり直すということに、私たちは保留して、撤囘いたします。

○淺沼委員長 それでは十三名ということに決定いたして、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○淺沼委員長 では、さよう決定いたします。

 次に後藤君の御意見では、質疑と答辨時間、合わせて十五分ということであつたのでありますが、答辨に多くの時間を費すと、質疑の時間がなくなりますから、これはあらためて質疑の時間は十分、答辨は五分というふうにきめておきたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○淺沼委員長 それではそういうふうに決定いたします。